Q&A

禁忌の患者について教えてください
禁忌の患者は以下の通りです。
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 急性閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。]
- 重症筋無力症の患者[筋弛緩作用により症状を悪化させることがある。]
- ショックの患者、昏睡の患者、バイタルサインの抑制がみられる急性アルコール中毒の患者[呼吸抑制、低血圧を増強させることがある。]
下記の電子添文でご確認いただけます。
併用禁忌、併用注意の薬剤について教えてください
電子添文上、併用禁忌の薬剤はありません。
併用注意の薬剤は以下の通りです。
中枢神経抑制剤の麻酔・鎮痛剤(プロポフォール、デクスメデトミジン、ケタミン、セボフルラン等)、麻薬性鎮痛剤(レミフェンタニル等)、抗不安剤等(ヒドロキシジン等)、また、局所麻酔剤(リドカイン等)、アルコール(飲酒)
下記の電子添文でご確認いただけます。
薬剤調製中の注意事項を教えてください
- 本剤の溶解液には通常、生理食塩液を使用してください。本剤は乳酸リンゲル液に完全には溶解せず沈殿するため、乳酸リンゲル液は本剤の溶解液に使用できません。
- 溶解後は 24 時間以内に使用してください。
- pH4 以上の場合に本剤の溶解度が低くなるため、アルカリ性注射液での溶解は避けてください。
- バイアルに生理食塩液 10mL(20mg 製剤又は 50mg 製剤)を注入し、確実に溶けたことを確認してください。
バイアルから薬液全量(20mg 製剤又は 50mg 製剤)を抜きとり、生理食塩液と均一に混和し、全量を 20mL(20mg 製剤)又は50mL(50mg 製剤)としてください(1mg/mL溶液)
下記の電子添文でご確認いただけます。
外箱開封後の保存方法を教えてください
バイアルを紙箱から出して保存する場合は「室温(遮光)」で保存してください。
有効期限について教えてください
製造後4年です。